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(2005/08/07掲載) |
(2005/08/01撮影) |
(2005/08/01撮影) |
ミチヤナギは、道端やあまり背の高くない草むらに生える1年草です。オオバコなんかと同じように、少し踏みつけられるようなところに生えていることが多いようです。
花は半分緑色の部分があって、残りは白色ですが、中にはピンク色のものもあるそうです。葉の付け根ごとに、1〜2個程度の花を付けますが、写真の通り、大きさが2mmもないくらいなので、全く目立ちません。左上の写真の群落内では、結構花が咲いていますが、全然分からないでしょ?
ミチヤナギはタデ科の植物です。タデ科の特徴として、葉っぱの付け根が茎を巻きます。右下の写真は、もう葉っぱは枯れて無くなっていますが、葉の付け根の部分の膜状のもの(葉鞘)が、茶色くなって残っています。タデ科の代表的なものには、ギシギシやイヌタデなどがありますが、それらにもこのような膜があります。 |
(2005/08/01撮影) |
(2005/08/01撮影) |
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(2005/08/01掲載) |
(2005/08/01撮影) |
(2005/08/01撮影) |
ネジバナは芝生や田畑の畦(あぜ)で時折見かける、ラン科トラキチラン属の多年草です。見かけても、ちょこちょこくらいなものですが、今回行った蒜山では、芝生で群生していました。こんなに密生している群落は始めてみました。他にもたくさん群落を見かけたので、ネジバナがかなり多い地域のようです。
さて、ネジバナは見た通り、花序が螺旋状にねじれていることから付けられていますが、ねじれる向きは、右向き、左向きともにありました。また、下段左側の写真のように、ねじれずにまっすぐ並んで咲いているものもあるようです。色もいろいろです。ほぼ白っぽいものから、紅紫色のものまであります。ラン科だけあって、小さな花をよく見てみると、シンビジウムなどと同じような形をしています。
生育期間は、秋に葉が出て、5月頃から開花します。開花すると地上部が枯れて休眠にはいるようです。開花時にはもう葉は枯れてしまっている(残っていても1枚程度)ので、芝生から、いきなり花茎が伸びているように見えます。 |
(2005/08/01撮影) |
(2005/08/01撮影) |
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(2005/07/30掲載) |
(2005/07/12撮影) |
(2005/04/17撮影) |
以前紹介したムラサキサギゴケの小型版の植物です。花の色形は全く一緒に見えますが、大きさは半分の8mm程度です。
砂利が敷いてあるところや、街なかでちょっとだけ土があるところなんかで、細々と育っているのをよく見かけます。一年草なので、あまり大きい株にはならないようですね。
写真の撮影時期がえらい違っていますが、間違いじゃないですよ。この花はとっても咲期が長く、春先から10月頃まで咲き続けます。多年草のムラサキサギゴケが春に咲き、その後を株の増殖に費やすのとは対照的です。短い生を精一杯生きている印象を受けました。 |
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(2005/07/26掲載) |
(2005/07/26撮影) |
(2005/07/26撮影) |
マツヨイグサの種類はいくつかありますが、名前だけに、一番小さいマツヨイグサです。
他のマツヨイグサはしっかりとした茎が直立に立ちますが、この草は、根元で分岐することが多く、茎は5mm程と細いこともあって、這ったり斜上したりするので、草丈は30cm程度です。
あと、見分け方としては、上の方の葉は波打ち、鋸歯が入ることが特徴です。葉も、色が黄緑色(他のものは濃緑で葉脈が赤色がかったりします)で柔らかいです。
「宵(よい)草」と言うだけあって、夕方から咲き始め、朝にはしぼんでしまいます。この日は台風の影響で早い時間から雲が厚く出たので、まだ明るい時間で開いていました。花色はもっと黄色が濃かったのですが、カメラのテク不足でしょうか、色あせた写真になってしまいました。
マツヨイグサ類の特徴として、ガクが異常に長いです。子房(果実になる部分)から、花まで2〜3cmほど、細い管のようにつながっていますが、この部分が全部ガクのようです。で、ガクの先は4つに分かれて反り返ります。 |
(2005/07/26撮影) |
(2005/07/26撮影) |
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(2005/07/17掲載) |
(2005/07/12撮影) |
(2005/07/12撮影) |
この花は、オオイヌノフグリなどの春の雑草が終わった6月頃から咲き始めるので、畝をあるっていたら、久々に花を見て、いい気分にさせてもらいました。この写真では、きれいな薄紅紫色をしていますが、白いものまで、濃さはいろいろあるようです。形にとても特徴があるので、同定は簡単でした。
アゼムシロという名前は、畦(あぜ)にムシロを敷いたように群生するところから来ています。別名のミゾカクシも、溝が分からなくなるくらい密生する、ということろからきています。
下段左の写真のように、這った茎の節々から根を下ろして、広がっていきます。芝なんかは、群落の外へ外へとぐんぐん伸びていきますが、これは方向はあんまり関係なく、群落の中でも茎を伸ばすので、ムシロ状になるのでは〜 と思います。
葉は2列に互生して、縁には小さな鋸歯が3〜4つほど付いています。 |
(2005/07/12撮影) |
(2005/06/08撮影) |
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(2005/07/14) |
(2005/07/06撮影) |
(2005/07/06撮影) |
7月に入ってから、ごくたまに道路脇で見かけるようになりました。花は茄子の花をそのまま白くした感じです。10個くらいの花が1つの花枝につくので、ジャガイモの花の方が似ているかな?
撮影後念のため、同定用に1本引き抜いたら、「痛!」鋭い棘がたくさん。しかも、歯の裏側の葉脈上についているので、引き抜くときに刺さるようになっていました。下段の写真がそれです。上から見たら棘が見えないので、思い切り掴んでしまいました^^;
この草の命名は牧野富太郎氏です。庭に植えてみたら根茎で増えて、なかなか絶やせなかったことから”ワルナスビ”と命名したようですが、引き抜いて絶やそうとするのもイヤになるくらい痛かった。まさに、悪ナスビです。 |
(2005/07/06撮影) |
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(2005/07/05) |
(2005/05/15) |
(2005/06/08) |
シロツメクサはいわゆるクローバーです。4つ葉のを探したやつです。オランダウマゴヤシとかオランダゲンゲとも呼ばれます。ツメクサとオランダはオランダからの献上の器ものの間に詰めてあったこと、ウマゴヤシは牧草として日本に入ってきたことから由来しています。
生えているところは、芝生とか畑や田んぼの畦(あぜ)でよく見られます。茎が地面を這うように伸び、所々から根を下ろすので、面で広がっていきます。左上の写真ぐらいに一面を埋め尽くしているのはそうありませんが。
畦に生えたものは、傾斜があって、しめっていると、滑りやすいので、ちょっと嫌われてしまいます。除草剤を掛けられると、葉柄がくねくねに曲がるので、触らないようにしましょう。
花は早いものは4月下旬頃から咲き、7月に入った今でも見られます。花は小さな花が集まってできていて、下側から咲いていきます。なので、てっぺんが咲く頃には下の花は枯れてしまって、なかなか満開を見ることがありません。
咲き終わってしまうと左下の写真のようになります。ちょっときれいじゃないですが、この花の1つを取って、花びらを除いてみると、さすがマメ科。7mmほどの小さな莢が出てきました。
この前、花輪の作り方を教わりました。新しい花の茎を一回転させて伸ばす、を繰り返したらできるそうです。あれ? すると、最初はどうするんだろう? 今度暇があったら試してみよう。
当初の予定では、各雑草にこんな感じの詳細ページを作ろうと思っていました。もっと、いろいろな部分を紹介できたらと思います。 |
(2005/05/15) |
(2005/06/08) |
(2005/06/08) |
(2005/06/08) |
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(2005/07/03) |
(2005/06/23) |
(2005/06/09) |
5月の下旬頃から咲き出して、未だに咲き続けている息の長い花です。ヒメジョオンは田畑が放置されているところや沿道にびっしりと生えていることが多くあります。
とても似た種類にハルジオンがあります。咲く時期が若干違い、「ハル」の方が早くから咲きます。5月中旬頃から花を見かけたので、てっきりハルジオンかと思っていました。しかし、確実な見分け方に「茎の芯が白色」はヒメジョオン、というのがあって、いろいろなところで茎を切りましたが、全部芯は白色でした。
私の住んでいる辺りでは、ヒメジョオンが優勢のようです。 |
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(2005/06/28) |
(2005/06/23) |
(2005/06/23) |
安易にアザミだぁ、と写真を撮ってきましたが、同定するのがとっても大変でした。まさか、アザミに種類が20種類以上あるとは。
これまで、アザミは蕾はきれいだけれど、咲いたらあまりだなぁ、と感じていましたが、とってもビューティホーな花を見つけました! 満開になると花火の様に広がって、美しい。蕾は蕾で色が濃くって、きれいですけどね。
花は5月中旬くらいから見かけていて、もう少し続くようです。よく見るのは畑のあぜにまばらに茎が立っている状態です。多年草の割にははびこらないで、イネ科のチガヤと共存しているようです。 |
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(2005/06/18) |
(2005/05/30) |
(2005/05/30) |
秋になると実が紫に熟して、子供がよく遊ぶやつです。私も、子供の頃はよく、この実の汁で道路に絵を描いたりしました。実には毒性分(弱いようですが)が含まれるので、目をかいたりしないよう注意です。
道端、荒れ地、明るい山林などで見かける草ですが、でかい・・・ 1.5mくらいにはなります。また、根っこがゴボウのように太く、越冬するので、毎年同じところに生えてきます。
花はブドウのように房状に着きます。ピンクの花びらがあって、きれい。と思って、撮りましたが、図鑑で調べると、花びらはなくて、ピンクなのはガクだそうです。でも、以外ときれいに見えるでしょ? |
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